DB インスタンスを作成する方法

ここでは Amazon RDS コマンドラインツールキットを用いて、 DB インスタンスを作成する方法を説明します。Amazon RDS コマンドラインツールキットをまだセットアップしていない人は、先に設定してください。

DB インスタンスの作成

DB インスタンスを作成するには、rds-create-db-instance コマンドを実行します。

基本的な利用例は次の通りです。

$ rds-create-db-instance 
   myinstancename
   --allocated-storage 20 
   --db-instance-class db.m1.xlarge 
   --engine MySQL5.1 
   --master-username mymasteruser 
   --master-user-password mymasterpass 
   --db-name MyDatabase --headers

ここで、それぞれのオプションの意味は以下のとおりです。

オプション短縮形説明
--db-instance-identifierインスタンス識別子。1 から 63 文字を指定します。
--allocated-storage-s初期ストレージの割当てサイズ (GB)
--db-instance-class-cインスタンスクラス
db.m1.xlarge
db.m1.small
--engine-eデータベースエンジンを指定。現在は MySQL5.1 のみ。
--master-username-uデータベースユーザ
--master-user-password-pパスワード
--db-nameデータベース名

短い形式を使って書くと次のように書けます。

$ rds-create-db-instance 
  myinstance
  -s 20 
  -c db.m1.xlarge 
  -e MySQL5.1 
  -u mymasteruser 
  -p mymasterpass 
  --db-name MyDatabase 
  --headers

実行例

次のようにコマンドを実行しました。

$ rds-create-db-instance keicodeaws1 -s 5 -c db.m1.small -e MySQL5.1 
-u master -p yourpwd --db-name mytest1 --headers

すると以下のように応答がありました。

DBINSTANCE  DBInstanceId  Class             Engine    Storage  Master 
Username  Status    Backup Retention  PendingCredentials
DBINSTANCE  keicodeaws1   db.m1.small  mysql5.1  5        
master           creating  1                 ****              
      SECGROUP  Name     Status
      SECGROUP  default  active
      PARAMGRP  Group Name        Apply Status
      PARAMGRP  default.mysql5.1  in-sync

ステータスが creating であり、これは現在 DB インスタンスを作成中であることを示しています。